環椎骨盤矯正法(APT)

ギックリ腰、急性腰痛のクライアントからご予約が入りました。テーブルに仰臥位になってもらったのですが膝を立てた姿勢でないと辛いといいます。頭痛持ちで歯科で食いしばりを指摘されている由です。

クラニオセイクラルで緊張を緩めてからうつ伏せで骨盤を触診すると仙腸関節よりも仙骨単独の圧痛が強いです。それを一通り調整してテーピングを腰に貼付。テーブルから降りて歩いてもらいました。

「だいぶん楽になった」は「まだちょっと痛い」ということと同じです。半月くらい前に膝痛のクライアントの耳裏、「翳風」のツボに粒鍼を貼付したら歩きが急に楽になってびっくりされた、という経験があったので(記事にもした)今回も同じように翳風に粒鍼を貼付してみました。そうすると、やっぱり歩行が改善するのですよ。

ずっとずっと以前のこと、環椎と骨盤を矯正するカイロプラクティックの単発セミナーを受講したことがあります。環椎を調整すると骨盤が緩み、そうしておいてから骨盤を矯正するという理論の治療法でした。専用の器具を使う必要があったので臨床に応用するまでには至りませんでしたが「環椎すごいな」という考えが私の中に根付いたのはこれがきっかけだったかもしれません。

翳風に粒鍼を貼付すると(下肢の緊張が緩んで)歩行がスムースになるんだけれど、これは胸鎖乳突筋から始まる屈筋の調整なのか、それとも環椎が調整されてカイロプラクティックでいうところのイネイトインテリジェンス(自然治癒力)が賦活されたのか、悩ましいところではあります。

ただ、上部頸椎カイロプラクティックって頸椎の歪みの割り出しにとんでもない技術が必要みたいです。経穴に粒鍼を貼付するくらいのことでイネイトインテリジェンスなんて言ってもいいものか、少し気が引けます。専門家の先生、お気に障ったらごめんなさい。

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