マインドフルネスができない人へ
マインドフルネスとはどんなものか
マインドフルネス、というのが一部のビジネスマンの間で話題になっています。瞑想から宗教色を抜いたものがマインドフルネス、と説明されます。免疫力が向上してよく眠れるようになる、とか緊張を緩和してストレスに耐性をつける、とか集中力をアップしてビジネスや学業のパフォーマンスを上げるとかの効能がうたわれています。
「今この瞬間に注意を向ける」のがマインドフルネスのコンセプトであるのですが、なかなかそれは難しそうですね。マインドフルネスを話題に上したり実践したりしている方って、きっと「今だけ」に眼を向けていればそれで良し、というビジネスには携わっておられないでしょうから。
ですからね、実践してみようと思ってもなかなかマインドフルネスがうまくいかない方もたくさんおられるのではないかなと思量いたします。その証拠にあちらこちらでセミナーが開催され書籍が発売されています。ちょっとだけ小声で伺います。ストレスフルな社会で一歩抜きんでるためにマインドフルネスを利用したいけれど、うまくいかないんじゃないですか?
今この瞬間、に注意を向けるセラピー
私はマインドフルネスを実践したこともありませんし瞑想の経験もありません。でも、「今この瞬間に注意を向ける」経験はいくらでもしています。どういうことかと言いますと、私が施術のメインに使っております頭蓋仙骨療法を受けると、まさにそういう状態になることができるからです。私に頭蓋仙骨療法の施術を受けたかたの中にはヨガや瞑想を実践しておられる方が一定数おられます。そういう方が施術中の感覚を「瞑想中の感覚と似ている」と口をそろえておっしゃるのです。私も他のセラピストから頭蓋仙骨療法の施術を受けることがありますから、「瞑想というのはこういう感覚なのか」ということは容易に想像がつく、ということです。
これは決して私の牽強付会ではありません。ちょうど施術中の感覚についてとても端的に表現しておられる文章をネットで見つけたのでちょっと引用させていただきます。
…(施術中は)ものすごく気持ちが良いというか、非常にリラックスできて寝ているのか起きているのかわからない不思議な感覚になります(二度寝する直前のうつらうつらとした感じが延々と続いている感じです)。
自分の場合は、なぜか走馬灯のようにこれまでの記憶がブワーーーッと再生されます。
特にプランナー、ディレクター的な職能が強い人は、「ああなったらこうして、こうなったらこうして……」と先々を見越してプランを考えたりスケジューリングをしたり、脳を過度に使ってピリピリしてしまうことも多いと思います。
頭蓋仙骨療法を受けると、思考が過剰に張り詰めることがなくなり、リラックスしてやるべきことやれるようになりました(そのため、最近神経が張り詰めてるな…イカンイカン、というときに施術を受けると自分のペースを取り戻せます)
あれこれ心配することがなくなるためか、業務効率が上がり、「あー、面倒だな、憂鬱だな」と思っていた作業も気づけばサクッと終わっていたりします。(後略)
引用ここまで
頭脳労働者にオススメの「頭蓋仙骨療法」 市原えつこ
うちで頭蓋仙骨療法を受けた方ではありませんが、ここに書かれている印象、感想を一言で表現すれば「今この瞬間に注意を向ける」ということになるかと思います。
自分でできる頭蓋仙骨療法=マインドフルネス
「今この瞬間に注意を向け」て、マインドフルネスの恩恵を受けるためには頭蓋仙骨療法の施術を受けていただくのが一番確実で楽です。でも本当にそんな感覚になるのかな?と思われるなら「耳ひっぱり」をお勧めします。仕事中であればデスクに肘をつき両方の耳(耳たぶではなく耳介)を持ちます。そのまま(引っ張ることは意識しないで)三分間、眼を瞑って耳を持ったままでいます。どうです?ずいぶんリラックスしますでしょう?これが「今この瞬間に注意を向ける」ということです。過去にあったイヤなこともこれから先の不安も消し飛んでひたすら気持ちいいです。