花粉症の本治法と標治法

花粉症のパンダ君

花粉症は自律神経の暴走が根本原因

なんか聞きなれない言葉ですね。どちらも東洋医学由来の言葉です。「本治法」というのは原因療法とか全体療法、ようは症状の根幹の部分を改善させる治療法のことです。反対に局所療法のことを「標治法」といいます。

花粉症は自律神経の暴走によって起こります。ですから自律神経のバランスを整える必要があります。うちの整骨院では鎖骨の下の圧痛点を処置したり、口の中から上顎の奥にある口蓋骨を調整したりします。自分でもできるセルフケアもありますが、街中でやるのはちょっと大変です。

花粉症の本治法をセルフケアで行うのなら以前紹介しました「爪もみ」をお勧めします。こうやって自律神経を整えると、暴走は収まります。直接鼻やその周辺を調整するわけではありませんが、鼻の通りは良くなります。言ってみれば本治法は治るための環境を整える治療法ということになるでしょうか。

局所療法のセルフケア

一方、鼻が詰まってしんどい時に、鼻とその周辺を調整するのが標治法です。頬杖をつくと鼻が通る、というのを紹介したことがあります。あれは頬杖をつくことで上顎骨が動き、鼻の奥の充血がひいていった結果鼻の詰まりが取れるわけです。これが花粉症のセルフケアで標治法に相当します。

もちろん花粉症だけに限った話ではなく、腰が痛ければ腰、膝が痛ければ膝を調整するのも標治法です。

局所療法で症状を早く楽にする

よく誤解されるのですが、全体療法が良くて、局所療法が良くないということはありません。本治法だけで症状を改善させることは可能ではありますが治療に余分な時間がかかります。しんどい時間はできるだけ短いほうがいいに決まっていますから、普通、本治法と標治法を併用することが多いです。

うちの治療でいうと、まず初めに頭蓋骨調整を行って心身の緊張をとります。それから患者さんの愁訴のある部位を調整する、という順番で施術します。ただ激痛を訴えられているとか、先に信頼関係を築いておいたほうがいいな、と判断した時は順番が逆になります。本治法という発想は日本においては補完医療独自のものです。ただし本治法は標治法と、車の両輪みたいなものだと考えています。併用したり使い分けたりが、セラピストの腕の見せ所だったりします。

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