腰痛治療で最も重視されるべきコスト

タイムイズマネー

腰痛になったらどうする?

腰が痛くなればあなたはどうします?たいていの方は湿布を貼ったり体操をしたりしてご自分で何とかしようと試みられます。温泉で電気風呂とかサウナに入る、という方も多いです。

それでだめなら覚悟を決めて医療機関を受診、でしょうか。それでもこれだけ痛いのにたいていの場合は「痛み止めと湿布」が処方されて終わりです。

整骨院では「保険が使える」のだけれど

どうにかしたい、と考える方は整骨院や鍼灸院を受診されます。そういう時にも条件があって、「健康保険が使えるところ」が選ばれる傾向にあります。ウチでもご予約のお電話で、「健康保険が使えないならいいわ」と電話を切られることが時たまあります。

方々で書いていることなのですが、「健康保険取り扱い」を標榜している整骨院でもたいていは保険外のオプションとして鍼灸治療や骨盤矯正なんかを結構強引にすすめられます。飲食店なんかでは「ぼったくり」と呼ばれる行為が整骨院では常態化しています。なので実際のところ支払う金額は「全額自費」のウチとそんなに変わらないことがほとんどです。

それでも良くならなかった方が、ウチのような健康保険を取り扱わない整骨院においでになります。健康保険を使えるだけが取り柄、みたいな言い方をされることもある整骨院でわざわざ自費治療を標榜しているのは伊達ではありませんが、ここでは触れません。

一流の人が腰痛治療に期待すること

基本的に腰痛治療で皆さんが重視されるのは「安くあげる」ことです。そのこと自体を私は否定しませんよ。同じものが安ければそれに越したことはありませんから。ただ、これが整骨院でなくてお寿司ならどうでしょう。それなりの値段のところならそれに見合った価値があるはずだ、高級店ののれんをくぐられる方はそう思っておられるはずです。

腰痛治療とお寿司との違いは何か。お寿司は(書いていて食べたくなってきた)おいしいものでお腹がいっぱいになるというプラスの体験なのに対して、腰痛治療は「痛み」というマイナスの挽回であると考える方が多いからなのでしょう。でもそれは本当か。

有名無名を問わずアワーレートの高い方を拝見していていつも思うのですが、ご自分の価値を非常に大切にしておられます。腰が痛くて十分なパフォーマンスができない、というのは職種を問わず非常な損失であるということを皆さんよくご存じです。だからできるだけ早く痛みのないベストな状態へ自分を持っていきたい、そんな風にお考えの方が多いです。痛みがなくなってプラスマイナスゼロ、ではなくて痛みがなくなってパフォーマンスへの障壁が無くなったことをプラスととらえる発想こそが一流の考え方なのでしょう。

偉そうなことを書きましたが、高級店のお寿司は食べたことがありません。いっぺん食べてみたいなあ。

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