ワクチンの副反応と新型コロナの後遺症は同じもの

ワクチン

ワクチンの副反応の治療経験

先日広島のF医院さまに伺って施術してきたときの話です。コロナワクチン接種後、頭痛が取れないという患者さんを拝見しました。コロナワクチンの副反応というのはあんまり大々的に広報されることはありません。各地の自治体のサイトを見てみると、心筋炎とか心膜炎などのほかに注射した部位の痛み、疲労、頭痛、倦怠感、寒気、熱発などが主なところでしょうか。疲労というのは倦怠感ですよね。よくよく見てみると、コロナの後遺症(正確には罹患後症状)と被る症状が結構あります。

ワクチンの副反応はウイルスに罹患した時の症状のコピー

ワクチン接種というのは体内に病原体の免疫をこしらえるためのものですから接種後に身体が「病原体に感染した」と認識する必要があります。そのために弱毒化した病原体や病原体の持つ毒素を無毒化したものが「ワクチン」として接種されることとなります。(新型コロナのワクチンはちょっと違った仕組みですが免疫を作る点では同じ)

ワクチンの副反応と新型コロナの後遺症とで症状が共通するのはだから当然のことでしょう。新型コロナは人類が未体験のウイルスですから、自律神経が過剰に反応して様々な症状が出現するのだ、というのは私の推論ですがワクチンの接種を受けても同じ反応が起きるはずです。

背側迷走神経系優位を調整する

現に、拝見した患者さんの頭蓋骨の動きを触診してみるとコロナの後遺症に悩んでおられる方と同じ傾向が見られました。副交感神経、つまり背側迷走神経が優位の状態です。施術の組み立ても当然コロナ後遺症と同じです。頭蓋全体を交感神経優位に導いてから、トラウマに対する処置をしました。人類が未体験のウイルスに対するワクチンですからそれに反応して背側迷走神経が優位になったのか、ワクチンに対する不安感がノーシーボ効果を起こしたのかは知りません。ノーシーボ効果というのは有名なプラシーボ効果の逆で、「ワクチンなんか接種しても大丈夫だろうか。副反応は出ないだろうか」ということをずっと考えているとたとえ偽薬でも(もちろん本物のワクチンでも)副反応が出現するというものです。

たまたま頭蓋仙骨療法と相性のいい患者さんばかりを担当しているのかどうかはわかりませんが、コロナ後遺症で苦しんでいる患者さんは回復が早いです。早い時は施術後その場で、そうでなくても数日以内に症状は軽快してくれます。ワクチン副反応の患者さんも調子はいいみたいで、あっという間に頭痛は治り、おまけに視力まで改善したそうです。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です