血圧は2分で下げられる

内臓

高血圧の原因はいろいろあるでしょうけれど、自律神経のバランスが崩れても血圧は高くなります。私ごとなのですけれど、学生時代から血圧が高かったです。上が200、下が120というときがありました。どうしてこうなったのかというと無茶なダイエット。一か月で15キロ体重を落としてから血圧が時折、「ポン」と上がります。糖質を摂らずに、毎日むちゃくちゃに負荷をかけてランニングをすると面白いように体重は落ちていったのですが、自律神経が時々暴走するようになってしまいました。

数年前から頭蓋仙骨療法の手技をセルフケアにアレンジして紹介するようになりました。いくつかの手法は血圧を下げる効果が確認されています。私が勝手に言っているわけではなく、医療機関で測定した結果ですから間違いはありません。まあもともとが自律神経を調整する治療法ですから当たり前と言えばそうなのですが。

先日、頭部とと腹部のバランスをとる手技を使いました。頭蓋仙骨療法に限った話ではありませんが、「知っているけれどあんまり臨床で使わない手技」というのが存在します。この手技がまさにそれで、習ってからしばらくは使ったことがありませんでした。

いろんな教材に紹介されてはいるのですがいったい何を目的としているのかが今ひとつわからん、というのが本音のところでした。それが、主訴が明らかに心理的なトラウマに起因している患者さんを拝見することになって急に「使ってみよう」と思い立ちました。そうしたらね、これが効いたのですよ。

自分でもちょっと気分が塞いだ時にやってみると、確かに心身がリラックスします。リラックスした、というのを数字で証明できるものはないかと考えたら、血圧を測ることを思いつきました。やってみたら本当に血圧が下がっています。簡単にできますから一度試してみてくださいね。

やり方です。まず自分の左の手のひらをおでこ(前頭骨)の右寄りに当てます。次に右手のひらを肝臓のあたり(右季肋部)に当てます。手を当てたまま2分間待ちます。

それだけ。手を当てる前後で比べてみても明らかに血圧は下がっています。面白半分でもいいですから試してみてくださいね。

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